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平成23年1月30日 お弾き初め


平成23年度、今年も華々しく
淀の会の活動が開幕致しました。

皆様方におかれましては今年も1年、
淀の会を応援下さいますよう
どうぞ宜しくお願い致します。





さて、お弾き初めのこの日
大阪でも気温は5度止まりと、
かなり冷え込んだ一日となりましたが
淀の会のお弾き初め会場は熱気に包まれており
会員の皆様も、それぞれに係りのお仕事をこなされ
またステージでの演奏にと汗を流されていました。

全てが会員のみでの
手作りのお弾き初め会でございますので
朝は早くから会場のセッティングに追われます。





まず舞台係りの方々がとても機敏に
会場とステージをつくりあげていきます。

そのためには、事前に責任者を中心とした
綿密なミーティングが行われるのですよ。



次にご紹介致します接待係の皆さんは、
当日の出演者全員の飲み物や
軽食の用意に大忙しでございます。

飲み物も台車で運んで参りました。



そして会場や各お部屋にお配りするものを
手分けして用意致します。



接待係の方は、皆さんあちらこちらの
お部屋に走り回っておられました。

そのような中、
お弾き初め会場では着々と準備が進み、
音響テストや音響担当者の方の
綿密な打ち合わせが…



そしてその横では、ステージに飾るお花を
生けて下さる生徒さんもおられて、
より一層お弾き初め会場も華やかでございます。



一方違う各お部屋では、
お三絃のお調絃、
そしてお筝のお調絃を
係ごとに行って下さっていました。





わ~!お筝がとても沢山並んでいますね。

しかし出演者も多く、
全ての曲のお調絃を取ることは無理ですので、
本番演奏後のお筝を、
次々にお調絃しなおさなければなりません。
本当に大変なお仕事なのです。

皆さんそれぞれに、任されたお仕事を
きちんと丁寧にこなして下さいますので、
心強い限りでございます。

係のお仕事とは別に、
先輩方が後輩の方の着付けを
見て差し上げるお姿も…



このように姉妹が助けあいながら
淀の会は皆さんとても仲良しなのです。

そうして綺麗に着付けて頂いた
中学生のみなさん。



昨年までは、淀の会のお子様用の
ピンクのお着物での出演でございましたが、
今年からは大人の方と同じ
ブルーの制服を着られましての出演でございます。
すっかり素敵な娘さんでしょう。

会場の準備がほぼ整いましたら、
次に宗家先生より、
お着物を着た時の座りかたなどを
色々とご指導頂きました。



宗家先生は芸だけではなく、
礼儀作法などもきちんとお教え下さいます。
淀の会会員の一人一人を、年齢に関係なく
常に我が子のように愛情を持って接して下さいます。





さて、いよいよお弾き初め会の
スタートでございます。
会員のご家族の方や親戚、
知人の方々にたくさんご来場賜りまして
生徒達にも緊張が走ります。

新暁



歌が二部合唱になっておりますこの曲は、
あの春の海で有名な
宮城道雄先生の作曲でございます。

今回は比較的若い?メンバーでの演奏で、
まだ職格を頂いておりません生徒も挑戦致しました。





そして次のステージに向けまして、
廊下でドキドキと待機しておりますのは、
本日の目玉でございますチビッコ達。



宗家先生が子ども達に
優しく話しかけて下さいます。

そしていよいよチビッコ達がステージへ♪



可愛らしいでしょう。
みんなそれぞれに素敵なお衣装で登場!
ちょっぴり緊張気味のお子様方ですが、
お客様の前でご挨拶。

そしてかぞえうた
さくらさくらを演奏致しました♪

 

姉妹でお筝をしっかりと演奏してくれます。
その横では、今回 最年少のお子様が、
とっても大きなお声で歌を唄いながらの演奏♪



そしてトライアングル、
お太鼓を叩いてくれたお子様も。

会場のお客様方からは
温かい拍手を頂きまして、
チビッコ達の初舞台を可愛らしく
お届けすることが出来ました。



さて、チビッコ達の演奏が終わり、
会場に和やかな雰囲気になりました後は、
再び職格者と、のちの職格者候補による
演奏遠砧でございます。



【本年度 感謝状授与者】
この度宗家先生より感謝状を頂戴致しました事は、
本当に思いもよらぬ驚愕の出来事でございました。
例年、感謝状を頂かれるのは
いかにもそれに相応しい方々ばかりですのに、
私のような者がどうして?という思いでいっぱいです。
23年間、宗家先生には芸だけにとどまらず、
本当にたくさんの事をお教え頂き、
それゆえ今の自分があると
心から感謝致しております。
そのような私が、宗家先生より
感謝状(通り一遍の感謝状ではなく、
本当に真心のこもった具体的な感謝状)を頂く
この驚きと喜びは何とも言い表す事が出来ません。
誠に有難い限りです。
これからは、いつも惜しみなくご協力下さる接待係の皆様
(この感謝状は接待係の皆様とご一緒に
頂いたものだと思っております。)
そして、深い理解を示してくれる家族に感謝を忘れず、
この感謝状を励みに芸道に精進し、
人間としても成長できますように
「丁寧」に人生を送って参りたいと存じます。
最後になりましたが、お寒い中を
淀の会の為にお越し頂きました尺八の諸先生方に、
心より御礼を申しあげます。
(富田林在住 S.M 昭和62年入門)




あこがれの「遠砧」の替手を一人で演奏する、
というまだ格下の私に取りましては
大変な大役をやり遂げた今、
とても清々しい気持ちで満たされています。
尺八の諸先生方と職格者でいらっしゃる
諸先輩方の胸をお借りして、
安心して演奏できる場だからこそ、
私でも何とかやり通すことができたと
感謝致しております。
本番間近まで未熟だったため、
宗家先生、愛美先生の両先生から
それぞれ違った観点でご指導賜ることができ、
両先生の注意点を書き込んだ楽譜は
苦労ゆえの幸せが詰まった宝物です。
両先生には常にステップアップを御考慮頂き、
今回は一人での奏法や、
舞台上で誰の手元も見えず、
耳だけで合奏に和する難しさなど
大変勉強になりました。
宗家先生、愛美先生ありがとうございました。
(堺市在住 C.H 平成11年入門)


この日の舞台進行もスムーズに進み、
予定の時間よりも早く、
ステージを運ぶことが出来ましたので、
残り4曲となりました♪





次は、手の浅い方によります春の光

中には職格者も入り、
新しい生徒さんを支えます。



そして会場のお客様方も続く
ステージを聴き入って下さいます。



ここでいよいよ本日のメインステージであります、
昇格披露曲が2曲続きます。

音響担当の方もステージ横でスタンバイ。



舞台上手側でも音響担当者と、
替え三味線を用意した職格者が
息を飲んで見守っております。





教師昇格披露曲 比良


この度の披露演奏には、尺八の先生、
愛美先生と言う護送船団を付けて頂き
「もし溺れてもきっと助けて下さる」
と信じて居りましたので、割に気を楽に持ち、
演奏することが出来ました。
今日頂戴致しました御免状を一里塚とし、
また次の道へ歩んで行くのですが、
宗家先生の今年のお話「丁寧に生きる」を心に刻み、
学び続けて行きたいと思います。
会の皆様、これからも宜しくお願い申し上げます。
(堺市西区在住 H.H 平成10年入門)




師範昇格披露曲 梅の宿





この度 師範の資格を拝受させて頂きまして、
誠に有難うございました。
長きに渡りまして、
愛情と情熱をもって育てて下さいまして、
芸の事はもちろん人としての道や
沢山の事を教えて下さり、
この日を迎える事が出来ました。
宗家先生には感謝の言葉しか見つかりません。
披露曲【梅の宿】では何度もレッスンを見て頂き、
その度数えきれない程、三絃の技術を教えて下さり、
また私の一番の課題でした唄の発声法を
丁寧にご指導下さり、本番を迎える事が出来ました。
本当に有難うございました。
また新たなスタートとなりますが、
更に気持ちを引き締めて、
これまでと同様、淀の会会員の皆様と共に
歩んで参りたいと思います。
どうぞよろしくお願い申し上げます。
また尺八の諸先生方にはこの日、
私たちのステージに華を添えて頂きまして
誠に有難うございました。
(堺市在住 M.S 昭和43年入門)

この度【師範】と言う格調高いお免状を
拝受させて頂く事ができまして
誠に有難く存じております。
宗家先生よりお許しを頂きました時は、
嬉しさの反面お免状の大きさに不安で動揺致しましたが、
有り難く頂戴させて頂く事を決心致しました。
披露曲は「梅の宿」に決まり
お披露目の日まで爪音・歌の音程・発声方等々
お勉強する事は山積みでした。
お披露目当日は動揺が隠し切れませんでしたが、
宗家先生はいつも演奏会当日だけではなく、
この日まで歩んで来た過程が大切と
おっしゃって下さっておりましたので、
とにかく平常心で演奏出来るように頑張りました。
お陰様で何とか無事に演奏する事ができ、
演奏後は今まで張詰めていた緊張感が
急に抜けた思いが致しました。
入門当初からここまでに育てて下さいました
宗家先生には感謝の気持ちで一杯でございます。
そしてお相手を快くお引き受け下さいました
尺八の先生におかれましては
度々のリハーサルにも運んで頂きまして
誠に有難うございました。
今後も益々芸の道に精進致しますので
皆様どうぞ宜しくお願い致します。
(堺市在住 T.W 昭和60年入門)

お三人の方におかれましては、
誠におめでとうございました。


そして今年のお弾き初め会の終曲も、
昨年に続きまして佐々木愛美作曲の雅なる堺
華やかに締めくくらせて頂きました。



長時間にもかかわりませず、
私たちの手作りのお弾き初め会に
ご来場下さいましたお客様方には、
心より御礼を申し上げます。

平成23年も【淀の会】は宗家先生の教えを頂き、
皆で力を合わせ、より良いステージを
作って参りたいと思います。

1年を通しまして多くの舞台に
参加させて頂く予定でございますので、
どうぞ応援の程、宜しくお願い申し上げます。

本日はお寒い中、【淀の会・お弾き初め会】に
お運び頂きまして誠にありがとうございました。





お弾き初め後の、懇親会のページに続きます。




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