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平成24年3月4日
邦楽サロン 佐々木愛美作品コンサート



記念すべき初の
【邦楽サロン 佐々木愛美作品コンサート】を、
大丸心斎橋劇場様に於きまして、
開催させて頂く運びとなりました。



この日、あいにくの雨模様になりまして、
お足元の悪い中にもかかわりませず、
沢山の方々にご来場頂き、
満席の下に開演させて頂くことが出来ましたことを、
厚く御礼申し上げます。

そしてロビーにも、
多くの方よりお祝いのお花を頂戴致しまして、
とても華やかでございました。
本当に有難うございました。



この日の開場は14時、
開演は14時半でございましたが、
私たち出演者やお手伝いにお越し頂きました方は、
朝の9時半から会場入りを致しまして、
準備に追われます。

当日、快くお手伝い下さいました皆様でございます。





当日はCDと楽譜の販売コーナーも
設けさせて頂きました。





ロビーで忙しく準備が進む中、
舞台では午前中から開場時間までの1時間半ほどで、
ゲネプロ(舞台リハーサル)を全曲行いました♪






そして開場時間が迫ってまいりますと、
出演者の皆もソワソワと・・・。



楽屋の風景です。









「本日は、『佐々木愛美作品コンサートに、
ようこそお越し下さいました』」
開場させて頂きます。





そして、いつも大変お世話になっております
「山口典子堺市議会議員様」も、ご多用の中
コンサートにお越し下さいまして有難うございました。

典子先生のブログにも、
この日のコンサートの模様を
載せて下さっております。



開場前より、ご来場下さいました皆様には
長時間お並び頂きましたそうで、
お疲れになられた事と思います。
申し訳ございませんでした。





さていよいよ開演でございます。

本日のオープニングを飾らせて頂く曲は、
編曲者本人も大好きと言う
平成18年編作曲 【ロシアの大地】でございます。
編曲活動を始め、2曲目に手掛けたこの【ロシアの大地】は、
宗家から依頼された『ヴォルガの舟歌』と、
編曲者自身が好きな
『ドナウ河のさざ波』『ポーリュシカ・ポーレ』の3曲を、
組み入れた曲でございます。

演奏者全員の呼吸が合わないと、
本当にバラバラになってしまう難曲でございますが、
その難しさとはうらはらに、とても美しいメロディーを奏でます。
そのメロディーを耳に致しますと、
自然に涙が出てくる・・・と仰る方もおられます。







2曲目の【ねむのお里】と言う曲は、
平成22年全邦連主催
『和楽器による作詞・作曲コンテスト』に於きまして
佳作を受賞した作品でございます。

今、淀の会の若手会員の中では、
母親になられる生徒さんが多く、
そんなお忙しい中でもご自分で時間を見つけ出し、
ご家族のご理解とご協力の中、
お箏を続けて頑張っておられる・・・。

そういった生徒さん方に、
思いを込めて手掛けた曲でございます。
それ以外の方々にも

癒しの空間を持って頂きたいと思いまして、
温かく柔らかい曲に仕上げてみました。

本日のコンサートでは、
特別に二胡を旋律に用いての演奏で
お楽しみ頂きました。





3曲目は【想い出をあなたに・・・】

この曲は平成20年に編作曲したもので、
ある邦楽の演奏会で
会場の皆様にアンケートを頂いたところ、
お客様の年齢層が
50~60歳の方が多いのが分かりました。

それでは、その年代の方々が
楽しんでお聴き下さるような曲を作ろう!と考え、
思いつきましたのが、
昔懐かしい映画音楽などどうかしら?でございました。

そして淀の会の生徒さんの中でも、
そのあたりの年代の方々に演奏して頂けるように、
弾きやすい手を作り、
【平成21年度・第7回淀の会定期演奏会】で
初演披露させて頂きました曲です。





そして、ここでお箏の演奏の間に、
本日助演下さいました野村峰山先生と
永廣孝山先生のお2人に、
野村峰山先生作曲の【風吹く】を吹奏頂きます。



両名の先生方の吹奏は、
尺八愛好家の方々はもちろんの事、
素人の方の心にもきっと響いたことでございましょう。

お聴き下さいました皆様は、
とても贅沢なお時間を過ごされたことと存じます。

野村峰山先生、永廣孝山先生、
素敵なお時間を有難うございました。



それでは、後半のステージに続きます。

5曲目は、親子・姉妹・3代によります演奏でございます。
宗家が三絃を、そして宗家の長女が二胡、
次女愛美が箏、孫娘が17絃を弾き、
娘同然であります宗家の1番弟子と一緒に、
この時節に相応しく、
『うれしいひなまつり』を編曲致しました
【春うらら】を演奏させて頂きました。



後ろに映し出される『桜』は、
この度発売させて頂きました
【佐々木愛美作品集CD】の
ジャケットになっている桜なのですよ。
お分かり頂けましたでしょうか。



続きまして6曲目の【竹田幻想子守唄】は、
佐々木愛美の処女作品でして、
当初は17絃のみの3パート編成で
作り上げた曲でございました。

17絃のみでの演奏も、
何回かステージを踏ませて頂きましたが、
色々な方からのアドバイスを頂戴致しまして、
この度、お箏パートに書き換えましての初演でございました。

『竹田の子守唄』の旋律は、
日本人の私たちにとりまして、
何方もが心安らげる温かいメロディですね。
お客様の中でも、
思わず口ずさんで下さった方がおられました。





さていよいよ終曲でございます。
最後の曲は出演者も多く、
盛大に幕を開けたいと思いますが、
その為には舞台の準備にとても時間がかかるのでございます。

と、ここで幕間をお借り致しまして
【佐々木愛美】より、ご来場下さいました皆様へ、
ご挨拶と御礼を申し述べさせて頂きます。





そろそろステージの準備は整いましたでしょうか。

それでは盛大に堺の地をPRさせて頂きましょう!
曲は、佐々木愛美作曲【雅なる堺】でございます。









1時間半の公演でございましたが、
お客様にはとてもご満足頂けたようでございまして、
大盛況の中無事に
【佐々木愛美作品コンサート】を
終えることが出来ました。











本当に沢山のご来場を有難うございました。



また何年か後には第2回、第3回と、
このような作品コンサートを開催させて頂けますように、
素敵な作品を生み出して参りたいと存じます。

どうぞ皆様におかれましては、
変わりませず【佐々木愛美】を、
そして【淀の会】を応援下さいますよう、
宜しくお願い申し上げます。




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