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平成26年11月18日(火)
東近江市立船岡中学校音楽授業2




前回訪問させて頂いた音楽授業から
二週間経った今日、
再び船岡中学校に寄せて頂きました。

前回の音楽授業の様子はこちら



今回の授業の流れは、前回の復習をし、
お箏の構え方や弾き方などを勉強した後、
十七絃の伴奏を入れ、皆で合奏致します。

前回はお調絃に時間がかかったため、
前もってお調絃を済ませ待っておりますと、
音楽室へ生徒さんが集まって来られました。

始業のベルが鳴り終わると、
音楽の先生の号令で皆さんきちんと姿勢を正し、
正座されご挨拶してくださいました。

その後はすぐ練習にとりかかることができました。
前回同様、3人一組になり練習致します。



まず先生の手拍子で『さくらさくら』を弾き始めますと、
皆さんきれいに構えて、親指だけで弾かず、
支えをして左手を添え、
しっかりとした爪音で弾いて下さいました。





前回お教えしたことが生かされていて、
とても嬉しくなりました。

回数を重ねるごとに、全体でのまとまりも良くなり、
授業の最後には十七絃の伴奏を入れて
『さくらさくら』を合奏致しました。



十七絃の大きな音に負けることなく、
そしてつられることもなく、
しっかり弾くことができていました。



今回はじめて見る十七絃の大きさや音色に
興味津々の生徒さんも数多くおられ、
「弾いてみたい!」と希望された何人かの生徒さんには、
実際に十七絃に触れてもらいました。

全員で、そして十七絃を入れて合奏することにより、
「みんなで合わせる」「相手の音を聞く」ということが
少し出来たのではないでしょうか。
とても上達され、私も楽しく合奏することが出来ました。





帰り際に荷物を運ぼうとしておりますと、
「重たいから荷物を持ってあげる」と、
エレベーターまで一緒に
かばんを持ってきてくださる生徒さんがおられました。

また車に積み込むときには、窓から数人の生徒さんが
「ありがとうございました。お気をつけて。」と
大きな声で手を振って見送ってくださいました。

たった2日間の短い時間ではありましたが、
生徒さん達と触れ合え、
このようにお声を掛けて頂き、
とても嬉しかったです。

今回の授業を通じて、
皆さんに少しでもお箏の魅力が
伝われば良いと思います。

今回、船岡中学校の先生には
このような機会を設けて下さり、
本当にありがとうございました。

これを機に、もっとたくさんの方に
お箏のことを知ってもらえるよう、
活動して参りたいと思います。

長谷野教室・八日市本町教室
教師 山階由紀美




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