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平成29年 2月1日(水) 滋賀県東近江市立船岡中学校 音楽特別授業 |
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昨年に引き続き、 今回3度目となりました。 私の母校でもあります 滋賀県東近江市立船岡中学校よりご依頼を受け、 音楽の授業にゲストティーチャーとして 寄せて頂きました。 ![]() 恒例の校歌合唱も一番はしっかり思い出せ、 一緒に歌うことが出来ました。 授業では、昨年と同様にまず鑑賞の課題曲 『六段の調』についてです。 音楽の先生から作曲者である 八橋検校について述べられました。 ![]() ![]() その後、私からは この曲で使われる技法について、 一部実演をしながらご説明致しました。 音楽の先生から生徒の皆さんへ 「西洋音楽にはない“余韻”を 実際に生で聴いて感じて欲しい」 と言われ、皆さんは手の動きに注目しながら、 じっと聞いてくださいました。 後押し、ヒキイロ、ツキイロ・・・ 「どれが後押しやった? ツキイロってどんなんやった?」 などひそひそ声で話す声が聞こえ、 お箏の音色に興味を持って くださってると感じました。 色々な余韻を覚えたら、 次は曲の鑑賞に入ります。 この曲は段ものですので、 今どの段を弾いているかわかりやすくするために、 弾きながら段の始まりには 「次から二段です」などと お声をかけながら進めました。 ![]() 終わりましたら、印象に残った弾き方など 曲の感想を述べてくださいました。 一番印象に残ったのは “裏連”“輪連”の弾き方で、 皆さんが見たことないような弾き方に 驚かれていました。 生徒さんの中にはご自分でも弾いてみようと 見よう見まねで弾いている姿も見られました。 実践では『さくらさくら』が課題曲です。 先の授業で、座り方やお爪のあて方、 支えの仕方などはお勉強されているので、 皆さん上手に弾いておられました。 少しアドバイスをすると飲み込みも早く、 上達が早いです。 ![]() 50分授業を2クラス見させて頂きましたが、 あっという間に時間が過ぎてしまうくらい 充実した時間でした。 皆さん難しいと言いながらも本当にお上手で、 また真剣に取り組む姿を見せて頂き嬉しく、 私自身もお勉強させて頂きました。 来週には十七絃を持って行き、 皆さんと『さくらさくら』を合奏致します。 今からとても楽しみです。 教師 山階 由紀美 |
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