2022年1月16日(日)淀の会新春お弾き初め会
人生の中で想像もしておりませんでしたwithコロナ生活が続き、早2年が経とうとしております。 そのコロナのおかげで、昨年(令和3年)のお弾き初め会は、社中全員での初弾きがかなわず、 昇格者の披露演奏のみとなりました。
そして今年のお弾き初め会は、感染予防対策を施しながら開催致しましたが、無観客となりました。このところ急拡大しておりますオミクロン株の状況が、更に悪化しないうちに、 通常よりも2週間早めの弾き初め会となりました。
早めの開催は急遽決めましたので、リハーサルもままならず本番に臨みましたが、まずは社中一同が揃い、初弾きできたことが何より嬉しいことでございます。



皆で準備に取り掛かります。
こちらはお三絃調絃係です。本日使用する三絃の調子を、全てとってくれます。



そしてこちらは箏調絃係です。 プログラム6曲全ての調絃を任されています。











こちらのメンバーは 毎年、お花を担当してくれます。




皆、仲間同士で、着付けの手直しをしたり、髪のセットを直したり…





またお弾き初めが初めての若い会員も。






いよいよお弾き初めの開始です。




今年のお弾き初めは、コロナ禍でもございますので、ステージに上がれる人数も制限し、同じ曲でも、二回に分けて演奏するなど、密にならないようにしております。
1、絵日傘に寄せて








出演前、待機している間ワクワクです。




2、瀬戸の春




3、みずうみの詩









4、舞踏曲(披露曲)




5、みだれ(披露曲)



終曲、桃花流水~三国志によせて~
終曲は 佐々木洋子 作詞 佐々木愛美 作曲によります、桃花流水~三国志によせて~。この曲はコロナ前に完成し、コロナがなければ既に大きなステージで、大合奏披露をしていたのでございますが、コロナから2年… 未だ実現がかなっておりません。この度も、職格者のみの演奏で、しかも尺八の先生方とは、離れた場所での向かい合わせの演奏となりました。しかし鳴り物に、銅鑼や法螺貝を活用することで、迫力ある演奏になりました。











この2年間、まともな演奏活動を開催出来ないままでおります。一日も早く、自由に伸びやかに演奏出来る日が戻りますことを 心から願うばかりです。最後には軽くご挨拶でしめくくり、今年も楽しい新年会は開催出来ませんでした。






今年もまだ大変な状況が続きそうですが、会員一同、力を合わせて芸に励んでまいります。本年も淀の会をどうぞ宜しくお願い申し上げます。