2022年4月29日(金・祝)山階由紀美社中合奏研究会

2022年4月29日(金・祝)
山階由紀美社中合奏研究会

前日までは初夏の陽気でお天気も良く、汗ばむくらいの暑さでしたが、この日は残念ながら大雨でした。

自称『晴れ女』のわたくしの力及ばずの天気でしたが、東近江市では有名な八日市文化芸術会館の練習室をお借りして、山階由紀美社中初めての合奏研究会を無事開催することができ、気持ちは晴れ晴れしております。

今から約2年前に開催しようと計画しておりましたが、コロナが流行り中止せざるを得ませんでした。月日が経つのは本当に早く、その間に新しい生徒も増え、各教室でなかなか顔を合わすことのない生徒たちもやっと顔合わせをすることができました。

この日に向けて、家元先生、淀の会の皆様には励ましのお言葉を頂戴し、また愛美先生からは心づけのお品と激励のお手紙を頂きましたので、皆の前で読ませて頂きました。
生徒一同、身の引き締まる思いでいっぱいです。

そのあとは生徒同士それぞれ自己紹介をし、皆が元気なうちにこの時だけはマスクを外して記念撮影を致しました。
「頑張るぞ!」と気合いを入れて臨みます。

課題曲は
♫花かげ変奏曲(野村正峰編作曲)
♫さくらさくら(野村正峰編曲)
♫野ばら(菊城正明作曲)
の3曲です。

普段はマンツーマンレッスンが中心ですので、他の人の演奏を聴くことはなかなかできません。

自分のパートをしっかり弾きながら、相手の音を聴く、間違えても止まらない合奏の流れに乗って演奏する。マンツーマンレッスンだけでは体験できないことが出来たのではないかと思います。

お箏、三絃、十七絃の合奏練習。
生徒たちは皆、「緊張したけれど楽しかったです」と話してくれました。

準備も片付けも初めてのことで、なかなか段取り良くいきませんでしたが、生徒たちにはそれぞれ担当してもらい、お箏を運んだり、柱を立てたり、見台を組み立てたりと説明しながら進めました。
またご家族の皆様にも準備、片付けをご協力いただきまして本当に助かりました。

お稽古ごとは、本人のやる気はもちろん、ご家族のご理解・ご協力がないとなかなか続けられません。
お稽古を続けられていることに感謝をし、これからも長く、楽しくお稽古ができるように頑張りたいと思います。

淀の会本部で学んだことを社中に持ち帰り、正しく伝えていく。
とても難しいことと感じておりますが責任をもって、家元先生、愛美先生の教えを守り、社中を盛り上げていきたいと、決意新たにした一日でした。

師範 山階由紀美

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