2023年5月21日(日)
山階由紀美社中 合奏練習会
〜佐々木愛美先生をお迎えして〜
この日、空は快晴で初夏の陽気を感じる一日となりました。
今回2回目となる社中での合奏練習会には、初めて淀の会本部より、家元補佐大師範・佐々木愛美先生をお迎えして、ご指導頂くことができました。
課題曲は
♪絵日傘に寄せて（野村正峰 作曲）
♪花かげ変奏曲 （野村正峰 作曲）
♪花りんどう （菊城正明 作曲）
の３曲になります。
11時に集合し、午後１時からの開始に向け準備を始めます。
見台や譜面台を組み立てたり、毛氈を敷き会場のセッティングをし、調絃もそれぞれ行いました。
愛美先生が到着されるまでの間に少し休憩を挟み、また準備に取り掛かります。
不慣れなことも多く、本部のように係を決めて動くということまでは出来ませんでしたが、皆それぞれ一生懸命に準備を頑張ってくれました。
愛美先生が到着され、皆一様に緊張しておりましたが、一人一人の名前を短時間で覚えられ、呼んでくださったことがとても嬉しかったようでした。
まずはご挨拶を頂きまして、その後は愛美先生に宮城道雄作曲の『手事（輪舌）』を演奏頂きます。
愛美先生の軽やかな手の動きや、とても早い曲の流れに驚きを隠せない生徒もおり、「こんなにすばらしい演奏は初めて聴きました。すごかったです！」と、のちに感想を述べてくれました。
いよいよ合奏練習会の開始です。
♪絵日傘に寄せて
♪花かげ変奏曲
♪花りんどう
ご指導の中では、演奏技術だけでなく姿勢や姿など見た目の美しさのほか、伝統芸能を学んでいく上での心得などもお話しくださいまして、たくさんの反省と共に、本当に学びの多い時間を過ごすことができました。
愛美先生のご指導は、とても丁寧でわかりやすく、その場が引き締まり、時に和ませて頂き、終始楽しい合奏練習会となりました。
緊張で思うように演奏できなかった生徒もおりましたが、日頃のマンツーマンレッスンでは感じることができない【合奏】の楽しさを感じてくれたようで良かったです。
今回、仕事の都合や体調不良等で残念ながら出席できなかった生徒のためにも、次回の開催に向け、今回の反省をもとに、より一層精進して参ります。
開催に向け、お家元先生をはじめ、淀の会本部の皆様には暖かくお声をかけて頂きましたことに感謝申し上げます。
無事終えられましたことを、この場をお借りしてご報告申し上げます。ありがとうございました。
師範 山階由紀美
