2022年11月28日(月)
愛東中学校音楽特別授業2日目
前回の授業からあっという間に3週間が過ぎ、2日目の授業に入らせて頂きました。
今回は予告通り十七絃との合奏です。
初めに十七絃の楽器紹介と、どんな音色がするのか聴いて頂きました。
曲は愛美先生作曲の【桃花流水~三国志によせて~】より、十七絃独奏部分を演奏いたしました。
演奏時間は1分にも満たないですが、三国志の世界観を少し感じ取っていただけたのではないでしょうか。
その後は合奏の模範演奏です。
授業開始前に先生と何回か合わせていただきました。
「昨年合わせて頂いたときより上手にできました!」と先生が嬉しそうにお話しくださいました。私もご一緒させて頂き気持ちの良い演奏ができました。
その後は前回同様さくらさくらの練習です。
今回の授業では熱心に弾いてくださるお姿をたくさん見ることができました。
前回の授業で基本のさくらさくらを弾いて頂きましたが、慣れた方は少し難しいバージョンを弾いて頂きます。2の指、3の指を使ってかき手やわり爪に挑戦されます。
「この部分が難しくてどうやって弾いたらいいですか?」とたくさんの生徒さんから質問頂きました。ポイントをお伝えできた時には喜んで何回もその部分を練習されたのが印象的でした。
いよいよ合奏になりましたら生徒の皆さんの雰囲気が変わったように感じました。
「がんばるぞ!」と意気込みが伝わってきたように思います。
たくさんの生徒さんが難しいバージョンにチャレンジされていましたし、途中失敗しても何とか最後の合わせ爪でうまく締めることができたと思います。合奏としてまとまりがあって上手に仕上がりました。
お箏をお借りしているこの短い期間の間に「さくらさくら」を仕上げてテストをするそうです。生徒の皆さんは覚えが早いですね!
前回の授業では少し恥ずかしそうにされていた生徒さんも、今日はしっかり弾いてくださりとても嬉しかったです。
校長先生はじめ、教頭先生、音楽の先生は『音楽』に対してとても御熱心でいらっしゃいますので、お箏に対しても大変興味を持ってご理解くださり、とても嬉しく思いました。
今回の授業でも大変お世話になりましてありがとうございました。
師範 山階由紀美