2024年5月12日(日) 山階由紀美社中 第2回合奏練習会

2024年5月12日(日)山階由紀美社中 第2回合奏練習会~佐々木愛美先生をお迎えして~

この日の天気予報は雨でしたが、午前中は何とか曇り空で雨に降られることなく、荷物の搬入ができ、10時より準備に取り掛かることができました。

今回初めて参加の生徒もおり、段取りもわからず右往左往しておりましたが、本部でのお弾き初めに参加させて頂いた生徒は学んできたことを生かして、毛氈を敷いたり、見台を組み立てたり、できることをみつけては準備をしてくれました。

調絃も同じように、わからない生徒には教えあいながら、先生をお迎えするころには何とか準備を終えることができました。

淀の会本部より、家元補佐大師範・佐々木愛美先生をお迎えしてご指導いただくのは、今回で2回目です。

まず合奏会の前に、今年初めの淀の会免状授与式に参加できませんでした生徒のために、愛美先生から免状の授与をしていただきました。

当日はご用事で欠席せざるを得なかったですので、改めて皆の前で授与していただいたことに本人はとても感動しておりましたし、また免状授与式に参加したことのない生徒にとりましては、良い緊張感の中、免状授与式を体験できてよかったと思います。

そのあとは愛美先生からご挨拶を頂戴いたしました。威厳がある中にもとても柔らかな印象、どこか親しみやすい雰囲気で、気持ちが落ち着きましたと話してくれた生徒もおりました。

今年のプログラムは二部構成にし、第一部では披露曲、鑑賞曲をお聴きいただき、第二部では課題曲3曲を合奏練習いたします。

一部の時には入会前の方3名が見学にお越しくださり、生徒のご家族様含めますと、用意していた40脚ほどの椅子が足らなくなるくらい賑やかに開催することができました。

<第一部>

みずうみの詩 ~初伝免状取得者による披露曲~(森岡章作曲) 

昨年は2名の生徒が、そして今年は4名の生徒が初伝の免状を拝受し、お稽古に精進してまいりました。

2名の生徒にはそれぞれ前半と後半の独奏を任せます。

プログラム1番の曲で、出だし一番初めの独奏を任されたKちゃん。小学校入学少し前に体験に来られ、それから丸7年、今回調絃係として調絃を頑張ってくれました。

後半の独奏をお任せしたHさんも入門され8年と半年、今では学校への学習に同行し助けてくれます。

4名の生徒もこの曲を披露曲に選んだ時から一生懸命お稽古に励んでくれました。

当日は緊張したようですが、何とか最後まで弾ききることができほっとしているようです。

鵬よ ~鑑賞曲~(野村祐子作曲)

昨年の合奏練習会には小さいお子様を抱っこされ見学に来られたMさん。会の途中では準備も率先してお手伝いくださり、よく周りを見て動いてくれました。出産・育児・仕事の中で、お箏が好きだという気持ちを強く持っていてくれたことがとても嬉しく、愛美先生から一年かけて頑張ってみては、とこの曲を頂戴いたしました。Mさんもこんな機会はなかなかないと、忙しい合間をぬってお稽古に通ってくれました。

愛美先生、そして自分の生徒と合奏できたことをとても嬉しく思います。

さらし風手事 ~鑑賞曲~(宮城道雄作曲) 

生徒が頑張るのに由紀美さんも頑張らないとね、とこの曲を頂戴いたしました。

先生と合奏させていただくにあたり、ただ弾くだけでなく、強弱や息を合わせることなど何度も何度もお稽古していただきました。

わたくし自身の演奏は反省点も多々ございますが、愛美先生とこの曲を合奏させていただいたことは大変貴重な経験であり、感激しております。

生徒からも、愛美先生と由紀美先生の息の合った演奏が素晴らしかったです!と嬉しい言葉を頂きました。

緊張の面持ちで曲の紹介をしてくれたKさんは、この後十七絃デビューが控えております。

<第二部>

小曲集より 練習・福寿草・吉野山・さくらさくら (宮城道雄作曲/十七絃手付 佐々木愛美)

淀の会お弾き初めでも、初心者の方の合奏曲として演奏した曲です。

この曲ではお三絃奏者が2名。1名は初めての参加です。

またお箏でも初めての方が3名おります。

号令のかけ方、お辞儀の仕方、姿勢、指使いなど、とても丁寧にしっかりご指導いただきました。

野ばら(菊城正明作曲)

17絃を習い始めてまだ3か月ほどですが、思い切ってチャレンジしてくれたKさん。

愛美先生の尺八で合奏も全パートが揃い引き締まります。

春の光(久本玄智作曲)

人数を少なくしてこの曲に挑みました。

愛美先生より、出だし部分は冬の名残りの雰囲気をうまく表現できたとお褒めの言葉をいただき嬉しかったです。

次のお免状取得に向けて頑張っていただきたいです。

緊張で思うように弾けなかった生徒もおりましたが、皆一様に楽しかっと感想を述べてくれました。

普段のマンツーマンのお稽古ではなかなか感じることのできない【合奏】の楽しさを感じることができたようでよかったです。

また一つの会を作り上げる大変さも身に染みたようで、次は早めに打合せし準備しましょうと、生徒同士でも話し合ってくれたようです。

次回は合奏練習会から「練習」を省いて、より発表の要素を強く持たせた合奏会にステップアップし、開催できるよう、今回の反省をもとに、より一層精進して参ります。

開催に向け、お家元先生はじめ、淀の会本部の皆様にはあたたかくお声をかけていただきましたことに感謝申し上げます。

無事に終えられましたことをこの場をお借りして御報告申し上げます。

ありがとうございました。

師範 山階由紀美

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